重要なポイントのチェック
内部故障、骨のチェック
ウォッシャー液は、ボンネット内の補充タンクからゴムホースを伝い車内操作によって噴出するしくみです。
寒冷が原因で、タンクやゴムホースの亀裂がよく発生しますので、液を補充し実際に作動し点検することで確認します。
次にパワステのチェックですが、パワステの機能はハンドルを回し、タイヤにつながるシャフトを介しタイヤの舵が取れますが、ハンドルを回した時の重さを軽減するために、パワステオイルを溜めたギアーボックスという箱を介してハンドルが軽く回せます。
ギアーボックスの故障は修理に数十万かかりますので、ハンドル動作がやけに重かったり、回した時の擬音が無いかなどしっかりチェックしましょう。
購入時の細かなチェックを怠ると、いくらお買い得で買った車でも、後で修理にお金がかかる事がありますので、
要注意です。
内部故障、心臓のチェック
エンジンの検査は要チェックです。
エンジンの診断をする際は、エンジン作動時の擬音でチェックします。
まず、エンジンのアイドリング時、または空ぶかしの時に、カラカラっと言った金属音が聞かれるときは、
冷却水不足の悪状態で使用された形跡が読み取れ、エンジンの寿命が短い事が考えられます。
また、ゴゴーッ、ゴゴーッと音がする時は、適切なオイル交換が成されていない状況下での使用で
エンジン内の摩擦が原因で、エンジン内の金属部分が削りだされている可能性が考えられます。
どちらの擬音も最悪オーバーヒートの初期症状とも読み取れます。
こんな車の場合は、どんなに外観がよく自分の気に入った車だとしても他の車を検討しましょう。
また、仲が良い友達や身近な知人からの購入は、外れた時の蟠りを避けるため、しっかりチェックし要望にそぐわない時は勇気をもって購入を見送りましょう。